【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭ホン原(チョン・ホンウォン)首相は12日、猛烈な台風30号がフィリピンを直撃したことについて、外交当局に対し公館職員を総動員し現地に滞在する韓国国民の被害を最小限にとどめることに注力するよう指示した。
 鄭首相は同日の閣議で、「一部の韓国国民と連絡が途絶え、被害が心配される状況だ」と述べた。その上で、国民に被害があった場合、直ちに医療や帰国の支援を行い、必要に応じて隣接する国の韓国公館職員も動員する考えを示した。
 また、被災地への救助および復旧支援について、外交部を中心にフィリピン政府と協議し対応するよう指示した。
 さらに、甚大な人命被害が出ているフィリピンに対し、お悔やみとお見舞いの意を表すとともに復旧に向けた支援に乗り出す意向を示した。

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