浦項建設労組の組合員らが、ポスコ本社占拠から8日目にして解散し、21日朝までに全員が退去した。警察によると、組合員らは20日午後10時ごろから占拠していた建物から退去し始め、21日午前5時ごろまでに1530人全員が退去した。警察は現在、組合員が占拠していた建物に兵力を投入し、建物内に隠れている組合員を捜索するとともに、組合員らが捨てていった鉄パイプやごみなどの除去作業を進めている。
 警察は20日午後10時を前後して起きた組合員らの離脱に乗じて逃走しようとした主導者22人を逮捕したほか、21日明け方以降に投降してきた100人余りも逮捕した。ポスコ本社を占拠していた組合員は2435人に達したが、離脱が起きるまでの8日間に905人が退去していた。

 浦項地域の建設労組組合員2400人は先月30日のストに続き、ポスコの代替労働力投入などに抗議し、今月13日からポスコ本社を占拠していた。

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