関税庁は20日、今年上半期の密輸・違法外為取引規模が3011件、金額にして2兆2290億ウォンに上ったと発表した。
 内訳は、低価格の農水産物が1310件で前年同期比18%、金額は2850億ウォンで28%それぞれ増加した。商標法違反など知的財産権の侵害は輸入が4961億ウォン、輸出が2312億ウォンで、時計やかばん、衣類などの商品に多く見られた。原産地表示違反は126件、2340億ウォンで前年同期に比べ件数が33%、金額は162%それぞれ増加した。麻薬の密輸は84件、338億ウォンで件数が31%、金額は151%増えた。

 外為法違反は、外国為替取扱銀行を通さずに行う換金や虚偽申告による財産持ち出しが拡大し、合計918件、9489億ウォンに達した。

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