国家科学技術諮問会議の金溶煥(キム・ヨンファン)事務処長が、先ごろフランスで開かれた第9回国際熱核融合実験炉(ITER)準備委員会で、ITER国際機構の事務次長に内定した。科学技術部が14日に明らかにした。
 金事務処長は、来年上半期発足のITER国際機構が推進する6分野のうち、中心分野となる「中央エンジニアリング、プラント支援」で事務次長として、支援設備の構築やシステムの建設管理・監督などITER建設の主導的な役割を担う予定だ。

 金事務処長はソウル大学機械設計学科卒で、英ウォーリック大学の機械工学博士課程を修了した後、科学技術部の原子力検査課長や原子力協力課長、原子力安全審議官、原子力局長などを歴任した。

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