【ソウル聯合ニュース】韓国発の無料通話・メッセージアプリ「カカオトーク」のユーザー数が早ければ今月、世界で1億人を超える見通しだ。
 カカオトークは2010年3月にサービスを開始し、ユーザー数は同年9月に100万人、翌年4月に1000万人に達した。今年6月4日現在9500万人で、カカオトーク関係者は「早ければ今月中に1億人突破も可能とみられる」と話している。その場合、サービス開始から3年3か月での1億人達成となる。
 一時は増加ペースに鈍化の兆しが見えたが、東南アジア市場の積極攻略により、再び伸びが加速している。今年はインドネシアやフィリピン、ベトナムなどでサービスを開始した。
 無料通話・メッセージサービス自体は収益が出ないが、ユーザー向けに別の事業展開が可能だ。実際にカカオはゲームサービスで人気を集め、黒字転換に成功した。企業向け広告プラットフォームに続きデジタルコンテンツのプラットフォームなど、有料サービスを拡大している。
 一方、無料通話・メッセージアプリとしては、NHN日本法人が手掛ける後発の「LINE」が、サービス開始から1年7か月の今年1月にユーザー1億人を記録した。

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