イラク駐留部隊に配属される爆発物探知犬の「平和」(陸軍第3軍犬訓練書提供)=10日、ソウル(聯合)
イラク駐留部隊に配属される爆発物探知犬の「平和」(陸軍第3軍犬訓練書提供)=10日、ソウル(聯合)
自爆テロ犯を探知できる優れた能力を持つ爆発物探知犬が9月、韓国軍イラク駐留部隊に配属される。陸軍第3軍犬訓練所関係者が10日に明らかにした。
 サムスン生命探知犬センターが寄贈し「平和」と名づけられ探知犬は昨年、英国警察から爆発物探知の公認資格を取得した。軍犬訓練所で能力を検証した結果、テロ容疑者らが頻繁に持ち込む携帯用の爆弾(C-4)やトリニトロトルエン(TNT)爆弾、ダイナマイトなどの小型爆発物を探知できた。

 韓国軍が運用する軍犬のうち、自殺爆弾テロの容疑者を特定できるのは「平和」が初めて。「平和」は状況を判断する能力に優れ、人の表情を把握できるうえ、自ら物事を判断する能力を持つという。

 軍犬訓練所関係者は、「平和」をイラク駐留部隊の出入り検問所での探知任務だけでなく、現地人との交流などにも動員する考えだ。

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