気象庁関係者によるとこの台風3号は、1999年に1兆ウォンを超える財産被害をもたらした台風7号と似ているという。内陸に上陸した場合、勢力は弱まるが強風と暴雨は維持される可能性が高い。光州、全羅南道地域は台風警報が発令された。気象庁は強風とともに200ミリ前後の降雨が予測されることから、注意を呼びかけている。一部の学校は休校措置が取られた。
台風の影響で国内線航空便の欠航も相次いでいる。韓国空港公社によると、金浦~済州32便と金浦~蔚山9便、金浦~木浦3便など、午前11時40分発までの合計76便が欠航となった。空港公社の関係者は、台風の進路を見たところ、午前だけでなく午後も多数の航空便が欠航する可能性が高いと話している。
一方、情報通信部では、台風による通信障害の発生に備え通信災難状況室を設置し傘下機関と通信事業者に運営させるなど、非常勤務体制に入った。
盧俊亨(ノ・ジュンヒョン)長官はこれに先立ち9日夜、KTやSKテレコムなど通信事業者関係者らと電話で会議を行い、事前対策計画を徹底して点検するとともに、万一の事態が発生した場合は収拾と復旧を迅速に行うよう要請した。これを受け通信事業者らは、台風による被害発生時の無料電話の仮設、移動電話への着信転送サービス、通信費用の軽減措置など、被害地域住民の支援対策の策定に当たっている。
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