韓国特許庁の特許情報検索サービスによると、LG電子はユーザーの目の動きを認識してスマートフォンを制御する技術を「携帯端末機およびその制御方法」として特許出願した。視線に合わせ▼写真撮影時に焦点を合わせる▼動画再生を止めたり再開したりする▼画面内容を上下に動かす(スクロール)▼アラームを自動でオン・オフする――という内容を含む。
問題は、サムスン電子が14日に米国で公開したギャラクシーS4の「スマート・ポーズ」とほぼ同じ機能という点だ。同社は発売10日ほど前に、動画投稿サイト「ユーチューブ」に同機能を紹介する動画を掲載するなど、これを主要ユーザーエクスペリエンス(UX)としてアピールしている。
一方、LG電子は、特許出願した技術を使った「スマートビデオ」機能を、来月「Optimus(オプティマス)G Pro」に搭載する計画を最近明らかにした。
同社関係者は「関連特許は競合企業より先に当社が出願したことが確認された。(競合企業の製品が発売されれば)特許侵害の有無を確認する」と話した。ただ、サムスン電子がこの技術を持つ韓国内外のベンチャー企業と提携した可能性もあり、製品発売後も特許侵害の有無の判定には相当の時間を要する見通しだ。
また、サムスン電子が「ギャラクシーS3」に採用している「スマート・ステイ」機能も、LG電子が3年前に関連技術を特許出願していたことが分かった。これはユーザーが画面を見ているか認識し、画面の電源をオン・オフする技術だ。LG電子の「オプティマスG」「オプティマスVu2」に「スマート・スクリーン」機能として採用されている。
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