日本のフジテレビは4日、第14回南北離散家族面会行事をサポートする統一部職員を拉致被害者・金英男(キム・ヨンナム)さんの行動を監視する北朝鮮監視員として誤って報道したことについて謝罪のコメントを出した。フジテレビは先月29日、金さん家族の再会ニュースを伝えた。その際に番組に出演した元北朝鮮工作員を自称する脱北者は、面会会場にいた人物2人を北朝鮮の監視員と説明したが、このうち1人は韓国統一部の職員だった。
 統一部当局者によると、統一部はフジテレビのソウル支局を通じ報道内容の訂正を要請、これを受けフジテレビは4日午後、アナウンサーが誤りを謝罪するコメントを述べた。当局者は、今回はこれで問題解決となるが、信頼性の薄い発言をそのまま取り上げたことは大きな問題だと指摘した。

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