ハムザ・アフマド駐韓スーダン代理大使=23日、ソウル(聯合)
ハムザ・アフマド駐韓スーダン代理大使=23日、ソウル(聯合)
スーダンのハムザ・アフマド駐韓代理大使は23日、急速な発展を遂げているスーダンに対する韓国企業の関心を求めた。聯合ニュースのアラブ語ニュースサービス開始に当たりインタビューに応じ、韓国の文化と政治動向、製品や技術などをアラブ22カ国に伝える架け橋となることを期待すると述べた。また、韓国とスーダンは政治、経済、文化のあらゆる分野で、協力と相互利益の関係を成長させることができるとの考えを示した。
 アフマド代理大使は、スーダン政府は5年間の税金免除、工場敷地の無償提供などの優遇措置を取り、外国人投資家を積極的に誘致していると紹介、石油をはじめ建設、通信、スーダン国土の88%を占める農業分野に、韓国企業が積極的に進出することを望むと述べた。現在、大宇がスーダンで最大の医薬品工場を稼動しているほか、スーダンの道路を走る車両の70%が韓国産で、年間数万台の新車と中古車量を韓国から輸入しているという。また、スーダン産アラブゴムやゴマ、ピーナッツなどが韓国に輸出されており、最近は良質のスーダン産原油が韓国の主要輸入品に浮上していると紹介した。韓国とスーダンの貿易規模は現在、2億5000万ドルを超えている。また、韓国に居住するスーダン人はおよそ50人で、主に韓国産自動車と部品をスーダンに輸出する個人事業を営んでいるという。

 韓国と北朝鮮間の関係改善問題については、「スーダンは1970年代に修交した北朝鮮を国際舞台で支持して来た。こうした友好関係が、南北関係改善に役立つだろう」と強調した。

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