給食業者のCJフードシステムが給食を提供するソウル市内の14校では、約220人が吐き気や下痢、発熱などの症状を訴え、同社が担当する小学校1校、中学校18校、高校21校の40校に給食中止命令が出された。これは2003年に発生した給食事故で23校への給食が中止されて以来、最大の規模だ。
市教育庁は集団で患者が発生した中学校・高校14校に対しては、食中毒の可否を検査する疫学調査に着手した。給食食中毒の原因については、大規模食材処理場や物流管理システムで供給される食材に問題があったためとみている。
市教育庁はソウル市や食品医薬品安全庁にCJフードシステムの全食材処理場や物流センターシステムに対する衛生点検を要請する一方、ソウル市内の給食学校全体を対象に食材の特別点検を行うことにした。
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