南北共同宣言実践韓国側委員会は18日に声明を通じ、北朝鮮側委員会が光州で開催された民族統一大祝典で、民族大祝典に参加しようとする一部海外関係者の入国を認めない韓国側当局を批判し、予定になかった声明を発表したことに対して強い遺憾を表明した。
 韓国側委員会は「韓国と北朝鮮は当局や民間に関係なく相手の環境と立場を尊重する必要があり、相手を刺激するような態度は慎むべきだ」と指摘した。その上で、北朝鮮側委員会の報道官が、祝典が盛況に進行している際に発表した談話や平壌に戻る前に予定になかった声明を発表したことは、南北関係の信頼に水をさす残念な行為と強く批判した。

 また、北朝鮮代表団が祖国平和統一委員会書記局の安京浩(アン・ギョンホ)局長のハンナラ党批判は正当だとの立場を示したことについても、特定の政党を非難する行為の不適切性に対し韓国側委員会が丁重な説得を行ったにもかかわらず声明を通じて同様の表現を繰り返したことは、韓国側委員会だけでなく民族大祝典で北朝鮮代表団を心から歓迎した光州市民や全羅南道民らを困惑させる行為だと強調した。

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