1999年には3億3300万ドルにすぎなかった南北間の貿易規模は2005年に10億5600万ドルにまで拡大し、今年は4月末現在で前年同月比49.6%増の3億2800万ドルに上っている。また南北の交流拡大により、韓国は2002年から北朝鮮にとって2番目の貿易相手国となっているほか、北朝鮮の韓国に対する貿易依存度も1999年の18.4%から2004年には19.6%に上昇した。さらに2000年から6年の間に貿易品目が448種類から774種類にまで増え、経済協力事業として承認された企業の数も16社から94社に増加した。
しかし同研究院は、南北交流の量的成長にもかかわらず南北共同宣言に拘束力がなく、依然として合意の実践に問題が残っているほか、交流の内容も希薄になっていると指摘。その上で、特に南北経済事業に国際レベルの法的・制度的システムを持たせ、安定した交流を推進する必要があると強調した。
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