北朝鮮側代表団は韓国側代表団とともに同日午前、光州学生独立運動記念塔を視察したのを最後に3泊4日に渡る日程を終え、午後4時に光州空港を出発した。南北当局代表団は出発を前に光州市内で昼食をとり、今回の祝典の意味と成果を振り返り、南北関係全般について広く意見を交わした。
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南北代表団は14日からの祝典期間中、国立5・18民主墓地を参拝したほか、各種記念行事や体育競技を行うなどして和合を誓った。しかし、10日に北朝鮮側民間団長を務める祖国平和統一委員会書記局の安京浩(アン・ギョンホ)局長がハンナラ党を強く批判したことと関連し、統一部李鍾ソク(イ・ジョンソク)長官が強い遺憾を表明するなど、外郭では様々な問題が浮上した。民族大祝典に参加しようとする一部海外関係者の入国を認めない韓国側当局を北朝鮮側が批判したことについても、統一部が遺憾を表明したのに続き、韓国側民間代表の白楽晴(ペク・ナクチョン)委員長も安局長に会い強い遺憾の意を伝えた。白委員長はこれに関連し、北朝鮮側が批判は韓国側当局に向けたもので韓国側委員会に対するものではないことを明らかにしたと述べたが、韓国側委員会はこの行事が南北双方で準備したものであるだけに、一方的な立場表明は望ましくないとの意向を伝えたと説明した。また韓国側当局代表団は北朝鮮側のミサイル発射の動きに対し、深刻に憂慮しているとの立場も強く示した。統一部当局者はミサイル発射懸念と関連し、「われわれがここでできる努力は全て尽くした」と述べている。
一方南北当局は、昨年平壌で行われた南北共同宣言行事から、植民地解放60周年の8・15記念行事、今回の6周年行事まで民間行事に共同で参加し別途の共同行事を行ったという点から、8月に平壌で開かれる8・15記念行事にも双方ともに参加するものと思われる。
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