警察庁は16日、サッカー・ワールドカップ(W杯)・ドイツ大会の韓国対フランス戦の街頭応援で、参加者が暴力行為などに及ぶ場合は厳重対処する方針を明らかにした。
 19日午前4時から始まるフランス戦の街頭応援には、ソウルで30万人、全国で77万人が参加すると予想されている。警察は85カ所の街頭応援会場に警察官約1600人と義務警察約1万人を配置し、ゴミ投棄や違法駐車、騒乱などの行為を取り締まり安全関連事故の防止に努める。すりや痴漢行為、自動車など器物破損といった秩序を逸脱した行為は、ビデオなどによる採証を根拠に立件する方針だ。

 また、応援が終わり解散する時間が午前6~8時と月曜日の出社時間帯と重なるため、ソウル中心部など多くの地域で交通渋滞が予想されるとして公共交通手段の利用を呼びかけている。ソウル広場と光化門などソウル中心部一帯には20万人以上が集まる見通しだ。

Copyright 2006ⓒYONHAPNEWS. All rights reserved.
 0