職種別では、単純労働が27.6%で最も多く、装置・機械操作や組み立てが23.7%、事務職が13.1%、技能員や関連技能職が9.7%と続いた。また平均勤務期間は6.5年、求職期間は7.2カ月だった。
求職活動の問題点には、障害を持つ労働者の30.6%が「適切な就職先の不足」を挙げた。次いで23.6%が「障害者に対する否定的な認識」、22.8%が「低賃金」などと回答した。職場生活に不便を感じることは、「劣悪な作業環境」が12.7%で最も多かったほか、「健康管理が難しい」が11.2%、「勤務時間が長すぎる」が8.6%、「障害者に対する業務上の配慮がない」が8.5%などだった。
事業者に対し障害者を採用した理由を尋ねたところ、79.6%が「企業の社会的責任」を挙げたほか、20.4%が「障害者雇用に対する関心」、14.6%が「義務雇用制度や支援制度」と回答した。また雇用事業者の79.6%は障害者雇用に満足しているほか、調査対象となった事業者の20.6%に、今後3年以内に2万1000人の障害者を追加雇用する計画があることが明らかになった。
一方、常用労働者1人以上の事業者295万8000社のうち、障害者を雇用している企業は6万4000社で、労働者数は12万4432人に及んだ。地域別では、ソウルが3万1000人、京畿道が2万5000人と、首都圏が全体の45.2%を占めた。
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