KAIST電気電子工学部のユ・ミンス教授(画像提供:wowkorea)
KAIST電気電子工学部のユ・ミンス教授(画像提供:wowkorea)
韓国科学技術院(KAIST)は9日、電気電子工学部のユ・ミンス教授と、キム・ジェチョルAI大学院のキム・ボムジュン教授が、ことしの「グーグル・リサーチ・スカラー・アワード」の受賞者に選出されたと発表した。

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同アワードは、世界の大学でコンピュータ工学やこれに関連した分野を研究する新進の研究者と米グーグルとの協業を促進し、長期的な協力関係を築くため2021年に新設された。

ユ教授は「差分プライバシー技術を基盤としたマシーンラーニング向けハード・ソフトウェア設計」の研究で受賞を果たした。大量のデータが必要となる人工知能(AI)モデルの学習過程で、個人情報が流出しないソリューションの開発に関する可能性を提示した点が評価された。

キム・ボムジュン教授は「動作計画と作業計画を連動した超巨大言語モデル」の研究が、マシーンラーニングやデータマイニング分野での受賞につながった。現存のロボットは、動作・作業計画のうち1つだけを達成できる。2種類の動作を同自発的に解決するアルゴリズムを開発するには、多くの手作業が必要だ。これを巨大言語モデルで代替できる可能性を示した研究結果が出るなか、既存の作業・動作計画を効果的に連動して正確度を高め、かつ手作業も不要なアルゴリズムの開発を目指している。


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