サムスン電子が2月にインドで開催したスマホ旗艦モデル「ギャラクシーS」公開イベント(インド法人提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
サムスン電子が2月にインドで開催したスマホ旗艦モデル「ギャラクシーS」公開イベント(インド法人提供)=(聯合ニュース)≪転載・転用禁止≫
【ソウル聯合 ニュース】韓国のサムスン電子は7日、折り畳み式スマートフォン(スマホ)の新製品を公開するイベントを7月下旬にソウルの総合展示場・COEXで開催すると発表した。同社が最新スマホの発表会を国内で開くのは初めて。 サムスン電子は2010年3月に米ラスベガスで旗艦スマホ「ギャラクシーS」シリーズの初モデルを披露して以降、米ニューヨークとサンフランシスコ、英ロンドン、独ベルリン、スペイン・バルセロナといった主要都市で発表会を開いてきた。 27回目となる今回のイベントはソウル初開催とし、時期も従来の8月第2週から半月前倒しする。これまで水曜日に開いてきたことから、7月26日になると見込まれる。 サムスン電子は「国内の消費者は新しい経験とトレンドに敏感で、より良い経験を求め日常に革新技術を積極的に取り込んでいる」とし、「品質とサービスに対する基準も高く、グローバルIT強国の韓国で通用すれば世界市場でも通用するというのが、世界大手の間では公式のようになっている」と説明した。 同社は2019年に最初の折り畳みスマホを発売した。これを追いかけ、他社も類似した製品を次々出し、折り畳みスマホ市場は徐々に拡大している。台湾の調査会社トレンドフォースによると、今年の折り畳みスマホの世界出荷台数は1980万台と、前年比55%増加する見通しだ。一方、スマホ全体の出荷台数は、世界経済の減速を受け12億台に満たないと予測した。 サムスン電子は折り畳みスマホの先駆けとして、技術力に自信を持つ新製品を国内で発表し、「折り畳みスマホといえばサムスン」と印象づける狙いとみられる。文化と革新の中心地に浮上したソウルで、革新に向け開かれた哲学も伝える計画だ。
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