韓国軍、北の飛翔体の残骸引き揚げできず…きょう(5日)作業再開へ(画像提供:wowkorea)
韓国軍、北の飛翔体の残骸引き揚げできず…きょう(5日)作業再開へ(画像提供:wowkorea)
北朝鮮が発射した宇宙飛翔体「チョンリマ(千里馬)1型」が西海に墜落してから5日が経過した6月4日にも、韓国軍は残骸を引き揚げできずに作業を終了した。

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 合同参謀本部はこの日、先月告知を通じて「現場の流速が2ノット(持続3キロ)で、水中の視野が悪く、難しかった」とし、「5日の現場状況を考慮して引き揚げ作戦を実施する予定」と明かした。

 軍当局は、先月31日、初めて発見した残骸物以外に追加で新たな残骸を発見することはできなかった。

 合同参謀本部は「海軍の艦艇と航空機が落下地点で探索作業を進行している」と説明した。

 これに先立ち、軍は先ごろ飛翔体の落下水域であるチョルラブクト(全羅北道)グンサン(群山)オチョンド(於青島)から西方向およそ200キロ離れ海域で、船舶回収ユニット(Ship Salvage Unit、SSU)を75メートルの深さに投入。深海潜水士らは、海に沈む15メートルの長さの残骸にロープを結ぶ作業を行った。

 韓国軍は、残骸が損傷しない状態で船に引き揚げ、海軍基地に運んで調査を進める計画だ。

 一方、米韓は北朝鮮の飛翔体引き揚げ時、これを合同で調査することで合意。イ・ジョンソク長官は先ごろ、シンガポールのシャングリラホテルで行われた「アジア安全保障会議(シャングリラ会合)」を契機にロイド・オースティン米国防長官に会い、これについて合意した。

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