”初黒星”サッカー韓国代表クリンスマン監督 「イ・ガンインを止めるには反則しかない」

サッカー韓国代表の新監督＝ユルゲン・クリンスマン氏（58）が、イ・ガンインを称賛した。

ユルゲン・クリンスマン の最新ニュースまとめ

　ユルゲン・クリンスマン監督が率いるサッカー韓国代表は28日午後8時、ソウルワールドカップ競技場で開かれた「ハナ銀行国家代表招待親善試合」で、ウルグアイに1-2で敗れた。

　これに先立ち、去る24日にウルサン（蔚山）で行われたコロンビア戦で引き分けた韓国は、1敗1分けの成績で3月のAマッチ日程を終えた。

　ウルグアイとの試合後、クリンスマン監督は「前回の試合と異なる点は、前半20分にわれわれが流れをつくれなかったこと」とし、「流れをつかめずにいた中で、セットプレーから相手に得点を許してしまった」と試合を振り返った。

　また「結果は残念だが、競技力については非常に満足している。10日間、とても幸せだった」と代表チームの初招集日程に満足感を示した。

　この日、クリンスマン監督はソン・フンミンとイ・ガンインを同時に起用した。

　この戦術についてクリンスマン監督は「良い競技力を見せてくれたため、交代カードは多く使わなかった」とし、「良い流れを（交代によって）途切れさせたくなかった」と説明。

　ソン・フンミンについて「世界最高のFWのうちの1人だ」とし、「彼をうまく活用できる方法を見つけ出す」と強調した。

　また、イ・ガンインについても称賛を惜しまなかったクリンスマン監督は「彼は非常に良いプレーを見せてくれた」とし、「相手を”困らせる”プレーを連発した。彼を止められるのは反則だけだ」と高く評価した。