<WBC>人間性も素晴らしい大谷翔平「韓国など世界の野球を大好きになってもらえるように」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
<WBC>人間性も素晴らしい大谷翔平「韓国など世界の野球を大好きになってもらえるように」=韓国報道(画像提供:wowkorea)
大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)は完璧な人物だ。野球選手としてできないことはない。打者もうまくて、投手もうまい。今大会で奇襲バントと盗塁も成功させた。さらには、体格も大きくてハンサムだ。ことしの年俸が3000万ドル(約39億7300円)にもなる。

 さらに人間性も素晴らしい。謙虚だ。優勝して感情が爆発するに値するのに、世界野球の発展と人気を心配する。大谷は22日(以下、日本時間)、閉幕した2023ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)で日本代表チームを14年ぶりの優勝に導き、大会MVPに選ばれた。

 大谷はMVPを受賞した後、「本当に夢見てたところなので、本当にうれしいです」とし「(9回に登板したとき)最後緊張しましたけど、何とか抑えられてよかったと思います」と述べた。続けて、WBCを振り返り「正直終わってしまうのがちょっと寂しいような気持ちはありますし、みんな同じじゃないかなと思いますけど、それぞれのチームに帰って、これからシーズンが始まるのでまたそれに備えて、寂しいですけど頑張りたいなと思います」と日本代表チームに対する格別な愛情を隠さなかった。

 大谷はインタビューで韓国にも言及。彼は「日本だけではなくて、韓国もそうですし台湾もそうですし中国も、またその他の国ももっともっと野球を大好きになってもらえるように、その一歩として優勝できたことが良かったなと思いますし、そうなってくれることを願っています」と述べた。

 大谷は今回のインタビューだけでなく大会全般にわたって、実力と同じくらい素晴らしい人間性を見せた。日本代表チームに合流し、「日本代表チームには僕より優れた選手が多い」という控えめな発言が話題を呼んだ。自分を三振に仕留めた投手が「三振ボール」を差し出すと笑顔でサイン。SNSを通じて、野球以外の仕事と掛け持ちの「リアル二刀流」チェコ野球代表チームに対してリスペクトを示したりもした。

 この日、決勝戦後も大谷の行動は再び注目を集めた。優勝確定後、興奮して喜ぶ瞬間にも大谷は帽子を脱いで米国ベンチに向かって敬意を表した。しばらくして、日本代表チームは、選手団全員が列をなして米国選手たちにあいさつした。

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