毎日コーヒー1杯飲んだ韓国人、このようなリスクを下げた(画像提供:wowkorea)
毎日コーヒー1杯飲んだ韓国人、このようなリスクを下げた(画像提供:wowkorea)
1日1杯のコーヒーを飲むと、心血管疾患・呼吸器疾患・糖尿病など、多様な疾患の死亡リスクを25%下げることができるという研究結果が出た。

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韓国食品コミュニケーションフォーラム(KOFRUM)によると30日、ソウル大学食品栄養学科イ・ジョンウン教授のチームは、国民健康栄養調査と韓国人の遺伝体疫学調査に参加した19万2222人を対象にコーヒー摂取と各種疾病死亡率の関連性を分析した。

イ・ジョンウン教授のチームは、国民健康栄養調査の参加者(3万7281人)を平均7.7年、遺伝体疫学調査の参加者(15万4941人)を平均9.7年間にわたって追跡した。この研究中に国民健康栄養調査の参加者1473人、遺伝体疫学調査の参加者4584人など計6057人が亡くなった。イ・ジョンウン教授のチームはこれらの死亡とコーヒー摂取量の関連性を調査した。

研究の結果、コーヒーの摂取は心臓病・呼吸器疾患など多様な疾患の死亡率を下げる効果があることが明らかになった。コーヒーを1日1杯飲むだけで、コーヒーを飲まない人よりも多様な疾患の死亡率が25%低くなった。

イ・ジョンウン教授のチームは、「コーヒーがなぜ死亡率を下げるのかはまだ不明」とし「コーヒーに入っているクロロゲン酸・カフェイン・トリゴネリン・メラノイジンなど生理活性物質が抗酸化と抗炎症効果を出して、血糖数値を改善することが死亡率減少の秘訣かもしれない」と説明した。

今回の研究結果は、栄養学分野の国際学術誌「インターナショナル・ジャーナル・オブ・フード・サイエンス・アンド・ニュートリション(International Journal of Food Sciences and Nutrition)」の最新号に掲載された。
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