2028年、大田で世界最長の完全無線トラムが完成予定＝韓国

韓国テジョン（大田）で世界最長の完全無線方式の都市鉄道2号線トラムが建設される。大田都市鉄道2号線の運行安全性を高めると同時に、都心交通難解消のために一部区間を地下化し、大田の主要交通網であるハンバッ大路の車線拡張も並行して推進される。　

イ・ジャンウ の最新ニュースまとめ

　大田市が発表したトラム建設の主要計画によると、大田都市鉄道2号線は△全区間の無架線給電システム導入△都心混雑区間の地下化△世界最高水準の標準速度確保△大学路甲川沿いの河川景観保全△テドク（大徳）区延築支線路線延長△トラム専用車線内の緊急車両利用などで推進される。

　大田市はイ・ジャンウ大田市長の無線トラム導入方針により、8月に国内外の15の鉄道車両製作会社(国内3、海外12)を対象に正式技術提案を受けた結果、水素燃料電池と地面給電方式、LTOバッテリー方式などを通じて無線の実現が可能だという事実を確認した。産業通商資源部の主管で最近研究開発が完了した鉄道車両急速充電ハイブリッドパック(バッテリー+スーパーキャップ混用)技術も大田の長距離無線トラムに適用可能であることが確認された。

　水素燃料電池、地面給電、LTOバッテリー、急速充電ハイブリッドパック技術など多様な無線技術が大田トラム路線に適用可能な給電方式であることが最終確認されたことで、大田トラムは韓国政府が予算を投入して進める初の財政事業という名目と共に、世界最長の完全無線方式で建設される初の事例となる見通しだ。