「重金属入りチョコを売った」…ハーシーズ63億ウォンの訴訟(画像提供:wowkorea)
「重金属入りチョコを売った」…ハーシーズ63億ウォンの訴訟(画像提供:wowkorea)
米チョコレート生産企業「ハーシーズ(HERSHEY’S)」が重金属が含まれたダークチョコレートを販売したという理由で消費者から500万ドル(約6億5000万円)規模の訴訟を起こされた。

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 29日(現地時間)、ロイター通信によると、ニューヨーク州ナッソー郡に居住する消費者クリストファー・ナザロ氏は最近、ハーシーズのチョコレートに鉛とカドミウムが含まれたというコンシューマーリポート報告書の結果を引用して訴訟を起こした。

 この訴訟はニューヨーク州の法律に基づいて懲罰的損害賠償に当たる。ナザロ氏はチョコレート1つの購入につき最低500ドルずつ約500万ドルの損害賠償を要求している。

 米消費者専門メディアコンシューマーリポートは最近、28ブランドのダークチョコレートの重金属含有量を測定した結果を公開した。試験対象となったチョコレート28種がすべて重金属を含んでいた。特に、ドブ(DOVE)、ゴディバ(GODIVA)、リンツ(Lindt)、トレーダージョーズ(Trader Joe’s)など23種のダークチョコレートには、1日1オンス(約28グラム)のチョコレートを食べる場合、カリフォルニアの1日最大摂取量(MADL)を超える量の重金属にさらされる可能性があると報告書は指摘した。

 ハーシーズの「スペシャルダークバー」とリリー(LILLY)の「70%バー」は鉛含有量が高く、リリーの「85%バー」は鉛とカドミウム含有量が高いことが分かった。

 ナザロ氏は「賢明な消費者ならこの程度の重金属が含まれていることを知っていたら深刻な健康上の危険を招く恐れがあるためチョコレートを購入しなかっただろう」と話した。
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