韓国スタートアップのSDT、CESでエコスマートマンホールを披露へ=韓国報道(画像提供:wowkorea)
韓国スタートアップのSDT、CESでエコスマートマンホールを披露へ=韓国報道(画像提供:wowkorea)
デジタルトランスフォーメーション(DX)ソリューションの構築を手掛けるスタートアップ「SDT」は、1月5~8日に米国ラスベガスで開催される家電ITの見本市「CES2023」に参加し、エコスマートマンホールをはじめとしたDXソリューションを展示すると発表した。

SDTは韓国水資源公社による民間企業の展示エリア「Kウォーター館」に、ブースを設けることとなっている。

SDTは、新素材を使ったマンホールメーカー「テソンテック」とエコスマートマンホールを共同開発した。このソリューションは、マンホールのふたに通信が可能な高分子ポリマー素材を使用している。また異種センサーが集めた測定データを標準化し、さまざまな指標を1つの画面でモニタリングできるモノのインターネット(IoT)技術を提供する。火災や下水の逆流、有害ガスの噴出など、危険要素を事前に感知して事故を防ぐのはもちろん、設備の維持管理における効率も高められる。

SDTのユン・ジウォン代表は「世界的にも、エコスマートマンホールのような産業用IoTモニタリング技術が急拡大している。今回のCESでは、韓国で採択されているSDTのDXソリューションを積極的に紹介し、海外進出を進めたい」と話している。

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