インドネシアでは「婚外性関係・婚前同居」などを処罰する内容の刑法が新たに導入されるという(画像提供:wowkorea)
インドネシアでは「婚外性関係・婚前同居」などを処罰する内容の刑法が新たに導入されるという(画像提供:wowkorea)
「イスラム保守主義の文化が強まっているインドネシアでは、“婚外性関係・婚前同居”などを処罰する内容の刑法が新たに導入される」とロイター通信などが2日(現地時間)報道した。

インドネシアのエドワード・オマール・シャリフ・ヒアリエジ副法相はロイター通信に、今月15日に、先のような内容を盛り込んだ新たな刑法案が議会で可決される予定だと語った。

この法案が通過すれば、婚外性関係と婚前同居は禁止されることになる。特に婚外性関係が摘発される場合、最大で懲役1年の刑が処せられる。

ヒアリエジ副法相は「インドネシアの価値にのっとった刑法をもつことは誇らしい」と語った。

インドネシアは国教がイスラム教ではないが、2億7000万人の人口のうちイスラム教徒が87%を占めている。

これまでインドネシアのイスラム教は相対的に「穏健だ」と評価されてきたが、最近は一部のイスラム団体を中心に同性愛への刑事処罰推進など、保守的な声が高まっている。

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