北朝鮮のW杯視聴方法は?韓国放送局がFIFAに「中継権譲渡」(画像提供:wowkorea)
北朝鮮のW杯視聴方法は?韓国放送局がFIFAに「中継権譲渡」(画像提供:wowkorea)
北朝鮮住民らは「2022カタールワールドカップ」をどのように視聴しているのだろうか。

 25日、韓国メディアによると今回のワールドカップでは、国際サッカー連盟(FIFA)が地上社3社(SBS、KBS、MBC)から朝鮮半島中継権の譲渡を受けて北朝鮮に支援していることが確認された。

 放送局の関係者は「FIFAの要請に従い、地上波3社が合意して、北朝鮮内の中継権に対する管理を譲渡した」とし、「(これまで)FIFAが要請した場合、人道的な次元で譲渡していた」と説明した。

 TV中継権料が高額なワールドカップやオリンピックの場合、通常、北朝鮮はアジア太平洋放送連盟(ABU)側に中継支援を要請すると、朝鮮半島の中継権を持つ韓国地上波3社が合意し、支援を決定してきた。

 今回は、地上波3社が北朝鮮に対する中継権をFIFAに譲渡する方式だが、北朝鮮住民が韓国放送局の助けでワールドカップを楽しんでいる点はこれまでと同じだ。

 北朝鮮はワールドカップをリアルタイム中継ではなく、試合が終了した後に録画を編集して1時間程度の分量で放映している。一方で、北朝鮮の官営メディアは政治体制に脅威となりえる「韓国関連ニュース」はほぼ報道していない。

 なお、北朝鮮は「2022カタールワールドカップ」予選を途中棄権した。

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