韓国検察、「渓谷殺人事件」被告イ・ウンヘ&チョ・ヒョンスに無期懲役を求刑(画像提供:wowkorea)
韓国検察、「渓谷殺人事件」被告イ・ウンヘ&チョ・ヒョンスに無期懲役を求刑(画像提供:wowkorea)
韓国「渓谷殺人事件」で裁判となったイ・ウンヘ被告(31)とチョ・ヒョンス被告(30)に検察が無期懲役を求刑した。

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 インチョン(仁川)地検は30日、仁川地裁の審理で開かれた結審公判でイ被告とチョ被告それぞれに無期懲役を求刑。また電子足輪20年の装着命令を要請した。二人は殺人・殺人未遂などの容疑で拘束起訴されていた。

 検察は「被告人は被害者の生命保険金を狙って残虐な犯行に及んだ。二人は検察の1回目の調査の時に認めたが、供述を覆して犯行を全面否認し、被害者の名誉を棄損した。罪質が極めて不良だ」と求刑理由を明らかにした。

 被告人側の弁護人は「この裁判は、初めから公訴事実を立証する有力な証拠がないもので、世論と状況によって起訴されたものだ」と反論。

 続けて「公判中、フグの毒や釣り堀での犯行、ガスライティングの直接的な証拠が全く出てこなかった。それにもかかわらず、検察と世論は被告人の有罪を断定して私生活の暴露や人格の侮辱をはばかりなく行なった。裁判所が無罪を言い渡し、全ての過ちが是正されることを期待する」と述べた。

 イ被告は最終陳述で「尊敬する裁判長、私が過ちを犯したのは事実だがオッパ(年上男性への呼称/被害者)を殺して保険金をもらおうと計画していない」と犯行を否認した。

 チョ被告は「控訴上に出てきた事実のように、保険金のために兄さん(被害者)を殺そうと計画した事実はない。賢明な判断をしてくださるよう願う」と述べた。

 二人の宣告公判は10月27日午後2時に仁川地裁で行われる。

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