北朝鮮のミサイル挑発…米韓・日韓の北朝鮮核問題代表が2日連続で有線協議

北朝鮮の度重なるミサイル発射に対し北朝鮮の核問題をめぐる米韓、日韓の首席代表が2日連続で有線協議を行った。

韓国側の北朝鮮核問題の首席代表を務めるキム・ゴン（金健）朝鮮半島平和交渉本部長は29日夜、駐フランス大使館で米国務省のソン・キム北朝鮮担当特別代表、日本外務省の船越健裕アジア・大洋州局長と北朝鮮核問題をめぐる米韓、日韓首席代表の有線協議をそれぞれ行った。

金本部長は前日（28日）にも北朝鮮のミサイル発射に対応するため両者とそれぞれ通話した。

北朝鮮核問題をめぐる米韓、日韓首席代表の有線協議で、双方は北朝鮮が前日に続き翌日も短距離弾道ミサイルを発射するなど、5日間で3回のミサイル挑発を敢行したことについて深刻な懸念を共有した。

また、北朝鮮が国連安保理決議に明白に違反する挑発行為を続けることで、朝鮮半島および国際社会に対する脅威を高めていることを強く糾弾し、北朝鮮の核ミサイル脅威に対する国際社会の団結した対応のための2者・3者間協力を強化し続けていくことにした。

北朝鮮が再び度重なる弾道ミサイル発射を敢行しているだけに、近いうちに日米韓3国の首席代表による有線協議を通じ対応方案ついて深い協議を行うことにした。