北朝鮮、またもや「弾道ミサイル」発射…日米韓合同演習への「武力示威」

「北朝鮮は29日、日本海上に未詳の弾道ミサイルを発射した」と、韓国合同参謀本部が明らかにした。

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韓国軍当局は、射程距離・高度・速度などの詳細を分析中である。

北朝鮮は去る25日にも、地対地短距離弾道ミサイル（SRBM）1発をピョンアンプクト（平安北道）テチョン（泰川）一帯から日本海上に発射している。

また28日には、ピョンヤン（平壌）スナン（順安）一帯からSRBM2発を日本海上に発射するなど、この5日間に3回もミサイルの発射を敢行した。

北朝鮮はことしに入り、弾道ミサイルを19回・巡航ミサイルを2回発射した。ユン・ソギョル（尹錫悦）政府発足以降のミサイル発射は7回目である。

北朝鮮は、米韓が去る26日から29日まで日本海の韓国作戦区域（KTO）で実施した合同海上演習と、30日に実施する日米韓対潜演習に対して反発する「武力示威」として、ミサイル発射を敢行したものとみられる。

また、カマラ・ハリス米副大統領の訪韓（29日）の動きに対する武力示威だともみられている。