「少女像前での衝突」反日活動家1人、現場で逮捕=韓国(画像提供:wowkorea)
「少女像前での衝突」反日活動家1人、現場で逮捕=韓国(画像提供:wowkorea)
夜通し保守団体の奇襲集会を実施し「平和の少女像」前で衝突を繰り広げたなか、反日団体の会員1人が逮捕された。

 12日、警察によるとソウル・チョンノ(鍾路)警察署はこの日未明、反日活動家会員のA容疑者を公務執行妨害容疑で現行犯逮捕した。

 A容疑者は保守団体と現場で衝突し、現場を統制する警察官ともみ合いになったという。警察関係者は「A容疑者がひどく暴力を振るったわけではない」とし、「事件経緯は調査中」と説明した。

 これに先立ち保守団体「新自由連帯」によると、団体は11日午後9時47分ごろ、少女像の付近で「正義記憶連帯」の解散を要求する集会を開いた。この過程で少女像を守っていた「反日行動」側と衝突が起こり、12日午前2時10分ごろまで続いた。

 現場では「新自由連帯」が少女像付近への進入を試み、「反日行動」がこれを阻止しようとする状況が長時間続き、集会参加者が病院に運ばれた。この参加者は病院で治療を受けた後に復帰し、現在「新自由連帯」は集会現場からすべて撤収した。

 「反日行動」側は「新自由連帯の会員らが少女像に危害を加えようとした」と主張。一方の「新自由連帯」は「警察に集会を始めると通知し、集会初期に反日行動側は一人だけだったが、どんどん集まってきた」と話していることがわかった。

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