国連安全保障理事会(画像提供:wowkorea)
国連安全保障理事会(画像提供:wowkorea)
国連安全保障理事会傘下の対北制裁委員会は、対北支援団体“ユージンベル財団”の結核治療支援に関する制裁免除の要請を承認した。

17日、対北制裁委員会はホームページを通じて「北朝鮮で多剤耐性肺結核(MDR-TB・重症結核)の治療事業をしているユージンベル財団が申請した人道主義活動に対し、制裁免除の要請を承認した」と明らかにした。

今回の決定によりユージンベル財団は、北朝鮮に医薬品と栄養剤、結核および新型コロナウイルス感染症の迅速診断に必要な装備“GeneXpert”など、584種の支援品目を送ることになる。

制裁免除の有効期間は、今月2日から来年の9月2日までである。ただ北朝鮮は、新型コロナ克服を宣言して以降も国境封鎖を解除していないことから、今回制裁が免除された物品がいつ搬入されるかは未知数である。

対北制裁委員会は「運送と通関の効率性のため、物品を最大3回に分け運送することを勧告する」とし「免除対象に指定された物品とサービスを購入する目的にかぎり、ユージンベル財団の金融取引も今後支援し承認する」と案内した。

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