中国最大の保険会社会長、贈収賄容疑で逮捕…死刑の可能性も＝韓国報道

中国最大の生命保険会社「中国生命保険・チャイナライフ」のWang Bin（王濱）元会長が贈収賄などの疑いで逮捕された。

　14日、中国メディア「第一経済日報」などによると、中国の最高検察機関である最高人民検察院は8か月にわたる捜査の末、王濱元会長を逮捕したと明らかにした。王濱元会長は、贈収賄および海外資産隠しなどの疑いがもたれている。

　中央規律委員によると、王濱元会長は公権力を使って私益を得て、融資や協力プロジェクトなどで他人に便宜を提供して巨額の賄賂（わいろ）を受け取っていたという。

　当局は賄賂の規模は明かしていないが「規律を深刻に違反している。厳しく処理すべき」との表現を使用して説明していることから、大規模な賄賂であることが予想される。

　中国は、賄賂の規模に応じて最高「死刑」の判決が下されるだけに、王濱元会長の裁判に関心が集まっている。