“対北制裁対象”北朝鮮の高官、インドに食糧支援を要請…国連が調査=韓国報道(画像提供:wowkorea)
“対北制裁対象”北朝鮮の高官、インドに食糧支援を要請…国連が調査=韓国報道(画像提供:wowkorea)
国連の対北制裁に入っている北朝鮮の高官が最近、インドに食糧支援を要請したとの疑惑と関連し、国連安全保障理事会傘下の対北制裁委員会の専門家団が、この人物に対する調査に乗り出すと明らかにした。

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 2日、自由アジア放送(RFA)によると、インドに食糧援助を要請した北朝鮮高官は国連制裁対象者である北京駐在コリョ(高麗)銀行代表を務めたリ・ソンヒョク常務官と確認された。

 RFAは去る2月、インド国際事業会議所(ICIB)のホームページの掲示物に登場した北朝鮮人と推定される人物がリ・ソンヒョク常務官の写真と一致すると伝えた。彼は北朝鮮のミサイル資金調達関与の容疑で安保理の制裁対象者だ。

 国連対北朝鮮制裁リストによれば、リ・ソンヒョク常務官は中国北京所在の北朝鮮高麗銀行および高麗信用開発銀行代表を務め、北朝鮮政権に代わって物品を調達し金融取引をするためのペーパーカンパニーを運営し、2017年12月に制裁リスト入りした。

 これに対して、国連安保理の対北制裁委員会の専門家団関係者は、ICIBの掲示物に登場した人物がリ・ソンヒョク氏なのかというRFA質疑に答えなかった。ただし、該当人物に対する調査に乗り出すと述べた。

 同関係者は「(対北制裁違反人物を北朝鮮が)インドに常駐する北朝鮮を代表する人物に指定した可能性について、明確に調査に乗り出す」としながらも「北朝鮮に対する食糧供給問題は専門家団が扱う事案ではない」と線を引いた。

 ICIB側は北朝鮮人が登場した掲示物をすべて削除しており、リ・ソンヒョク氏の身元と対北食料支援に対するRFAの質疑に答えなかった。

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