韓国の新型コロナ、今週でピーク過ぎる…徐々に減少を予想

「（新型コロナウイルスの6次流行が）今週でピーク区間を過ぎるものと推定され、その後は徐々に減少が予想される」

31日政府ソウル庁舎で行われた新型コロナウイルス中央災難安全対策本部の定例会見で、ペク・ギョンラン（白敬蘭）中央防疫対策本部長（疾病管理庁長）はこのように明らかにした。

8月4週目の週間新規感染者は76万人で、前週比13.8%減少した。8月1週目は68万人→2週目85万人→3週目89万人→4週目76万人と推移した。累積感染者は約2325万人で人口比45%が感染を経験した。

週間死亡者は感染者の規模に後行し、7月1週目から増加した。8月1週目は209人→2週目330人→3週目414人→4週目519人と推移した。

死亡者は今後4週間は大きな減少はなく、日平均60人台の発生が予想される。

疾病庁は、現在BA.5の流行がピーク区間を過ぎたと推定したものの、その後は減少の持続、または小規模な流行の継続など、さまざまな可能性が存在するとみている。白本部長は、「新たな変異ウイルスの拡散のような大きな変数がない場合、増加に転じる可能性は低いが、秋夕（チュソク、中秋節）の連休期間は移動量および人との接触が増加するなどの影響観察が必要」と説明した。