カービー調整官はこの日の会見で、最近の度重なる中国ドローンによる台湾管轄地区への侵入に関する質問に「ナンシー・ペロシ米国下院議長の台湾訪問を前後して、中国はこの地域でニューノーマルを立てるための努力を続けている」と語った。つづけて「中国はこのようなニューノーマルが定着するまで、この地域で温度を引き上げようとする」とし「公言した通り、われわれはこれを受け入れない」と断言した。
また「米国の “一つの中国”という原則に対する尊重は変わりなく、何も変わってはいない」とし「米国は台湾関係法にしたがって台湾の自己防衛を支持する」と強調した。
カービー調整官は、先週末に米海軍ミサイル巡洋艦2隻が台湾海峡を航行したことについて「われわれは国際法を尊重している」とし「中国も同じように行動することを求める」と語っている。
一方、台湾国防部(省)は「ペロシ議長の台湾訪問後、台湾管轄地域に中国のドローンが計23回出現した」とし「警告にもかかわらず退却しない場合、撃墜など適切な措置をとる可能性がある」と発表した。
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