中国の官営英字紙“グローバルタイムズ”はこの日の記事で「中韓関係において、最もデリケートで重要な事案はサード問題の再浮上だ」とし「一部の中国の専門家たちは『両国がよりよい未来へと進むためには、サード配置のような問題は避けなければならない』と語った」と伝えた。
遼寧省社会科学院の呂超(りょちょう)研究員はグローバルタイムズに「サード配置は、両国間の誤解を触発する重要な問題だ」とし「苦痛な記憶を残し、外交はもちろん経済協力にも直接的な影響を与える」と語った。
また、中国全国人民政治協商会議のハン・パンミン(韓方明)外交委員会副主任は「中米(米中)両大国の間で韓国の一部の人たちの心は動揺し戦略を提議しているが、残念なことは一度誤れば一方に偏るという点だ」と伝えた。
つづけて「中国が安保において善意を示さないかぎり地域安保は口先だけであり、米国の軍事的介入を期待する安保妄想では朝鮮半島の平和は砂上の楼閣にすぎない」と主張した。
また「中韓関係発展のカギは、独立自主と相互尊重だ」とし「両国関係は相互の懸念を重視し、第三者をターゲットにすることなく第三者の介入を受けてはならない」と強調した。
さらに「中韓関係は相互尊重と独立・自主だけを固持すれば、米韓関係がどのように変化しても(中韓の)地政学的隣接性・人的親密性・経済貿易の相互協力基盤を変えることはできない」と説明した。
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