統一教会の文鮮明総裁10周忌を迎えて遺族に弔電...「深い哀悼」=北朝鮮(画像提供:wowkorea)
統一教会の文鮮明総裁10周忌を迎えて遺族に弔電...「深い哀悼」=北朝鮮(画像提供:wowkorea)
北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会は13日、統一教会ムン・ソンミョン(文鮮明)前総裁の10周忌を迎えて、遺族に弔電を送った。

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北朝鮮の対外用週刊誌「統一新報」によると、朝鮮アジア太平洋平和委員会は弔電で「世界平和連合前総裁文鮮明先生の逝去10年に当たって、ハン・ハクチャ(韓鶴子)総裁と遺族らに深い哀悼の意を表す」と明らかにした。

続けて、「民族の和解と団結、国の統一と世界の平和のために力を注いだ文鮮明先生の努力と功績は長く記憶されるだろう」とし「文鮮明先生の遺志を受け継いでいる世界平和連合のすべてのことがうまくいくように願う」と祈願した。

ただし、朝鮮アジア太平洋平和委員会は、今回の弔電が遺族にどのような経路で伝達されたかについては明らかにしなかった。

北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)国務委員長は、2012年に文鮮明前総裁が死去すると、弔電とともに「祖国統一賞」を授与した。また、訪朝していた葬儀委員長のムン・ヒョンジン(文顕進)統一教会世界会長に弔花を渡したりもした。

文鮮明前総裁はピョンアンプット(平安北道)チョンジュ(定州)が故郷だ。1991年に訪朝して、キム・イルソン(金日成)主席と会い、1994年にクムガンサン(金剛山)国際グループを設立し、1998年には金剛山遊覧船観光事業を推進した。

また、2000年には北朝鮮に対する人道的支援などを目的として、統一教会系の団体である平和大使協議会をつくり、「自動車経済協力1号」として知られている平和自動車を設立した。
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