上海で1週間ぶりに新規コロナ感染者…「足浴店」でクラスター発生か＝中国報道

上海市衛生健康委員会の発表によると、8月11日の一日で同市において7人の新型コロナウイルス新規感染者が確認された。このうち2人が感染確定例、5人が無症状感染例であった。同市で新たな感染者が報告されたのは、1週間ぶりである。

市当局は12日、公式SNSを通じて「疫学調査により、今回確認された感染者7人がいずれも徐匯（じょかい）区にある同じ密閉空間の足浴店と関連がある」ことが確認されたと明かした。

これに先立ち、11日に開かれた記者会見で徐匯区の王宏偉（ワン・ホンウェイ）副区長は、当該足浴（フットマッサージ）店が「空間が狭い、通気がよくできていないなど防疫条件に適していないにも関わらず、無断で営業していた」とし、「感染対策も厳重に行っていなかったため、感染を拡大させるリスクを招いた」と指摘した。

区当局は同店舗に対しすでに営業停止を命じており、「営業許可証」を取り消す方針である。