韓国歌手PSY野外コンサート麗水公演観客、感染者続出(画像提供:wowkorea)
韓国歌手PSY野外コンサート麗水公演観客、感染者続出(画像提供:wowkorea)
韓国チョルラナムド(全羅南道)ヨス(麗水)で開かれた、韓国アーティスト「PSY(サイ)」の「ずぶぬれショー」公演に行ってきた人の中に、新型コロナ感染が相次いでいる。

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11日、韓国防疫当局によると、前日基準、全羅南道では5342人が新型コロナ陽性判定を受けたが、特に麗水では「ずぶぬれショー」公演に行ってきた観客の感染が相次いでいる。

去る6日に開かれた「ずぶぬれショー」公演には、2万8000人余りが観覧したことが把握された。会場で感染したかどうかは確認できないが、去る8日から公演を観に行ってきた人々の中で、新型コロナ感染者発生している。

この日まで、全羅南道地域の新型コロナ感染者のうち、公演に行ってきた人は、合計77人発生している。

これに関連して防疫当局は、公演後、有症状者は抗原検査を受けるようにした。関係者は「公演会場を訪れた感染者の数は、さらに増えるかもしれない」とし、「感染者が発生しているため、公演を訪れた人全員に、ショートメッセージを送り、検査を受けることができるようにする」と明らかにした。

「ずぶぬれショー」は先月9日、インチョン(仁川)で始まり、ソウル、スウォン(水原)、カンルン(江陵)、麗水公演を終えて、来る13~14日にはテグ(大邱)で公演を控えている。公演主催側はこの期間、6万4000人余りの観客が集まると予想した。

この公演は、膨大な量の水を巻き、観客が濡れながら公演を楽しむ方法で進行されることで、新型コロナ感染の危険性が高まる可能性があるという専門家らの指摘が出た。偶然にも「ずぶぬれショー」が行われた江陵でも、感染者が急増している。

しかし、現在の防疫指針上、疫学調査もしておらず、感染者が公演に参加しているかなど、正確な集計は不可能だ。

それでも政府は公演に対し、追加防疫措置を適用しないという立場だ。防疫当局は「日常回復を揺るがす規制はない」とし、「自律防疫基調を維持しなければならない」と明らかにした。

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