最後の4連続バーディーで逆転優勝が決まった瞬間のチ・ハンソル(画像提供:wowkorea)
最後の4連続バーディーで逆転優勝が決まった瞬間のチ・ハンソル(画像提供:wowkorea)
韓国・チェジュ(済州)市のELYSIAN済州カントリークラブ(PAR72、6654ヤード)で開催されたKLPGAツアー「済州三多水マスターズ」で、チ・ハンソル(26/東部建設)がチェ・イェリム(23/SKネットワーク)に1打差で劇的逆転優勝を果たし、優勝賞金1億6200万ウォン(約1620万円)を獲得した。

 チ・ハンソルは、最終18番ホールで残り121メートルのセカンドショットがピンに当たって手前に落ち、40センチのパットをしっかり決める大逆転ドラマを見せた。第3ラウンドまでトップを維持してきたチェ・イェリムは最終ラウンド16番ホールまでトップの座を守っていたが、チ・ハンソルの最後の4連続バーディーに敗れて初優勝はお預けとなり、3回目の2位となった。

 下半期最初の大会で優勝したチ・ハンソルは、大賞ポイント3位、賞金ランキング6位(4億5698万ウォン)に上昇した。

 チ・ハンソルは「後半に『私ができるだろうか』と思ったが、こうしてこの場にいられて本当にうれしい」と優勝の感想を語った。

 また最後の4ホールで連続バーディーを決めたことについて「後半に好きなホールがたくさんあった。15番ホール(パー5)でロングパターが成功し、流れが私に来たと思った。続けて16番ホール(パー3)でバーディーがまた取れて、自信が出てきた」と説明。

 シーズン2勝については「当然2勝したい。ハンファクラシック2022で優勝したい。メジャー大会なだけに、みんなにとって難しいだろうから、私も十分に優勝を狙えると思う」と意気込みを見せた。

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