尹大統領の支持率24%…「5歳就学」「ペロシ議長との対談」問題が影響＝韓国

ユン・ソギョル（尹錫悦）韓国大統領の職務遂行支持率（肯定評価）が24%を記録した。尹大統領の就任から90余日のことだ。

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尹大統領が “迅速推進”を求めた「5歳小学校就学」が問題となり、訪韓したナンシー・ペロシ米国下院議長と対談しなかったことが影響を与えたものとみられる。さらに「大統領官邸工事の私的契約疑惑」なども問題視されている。

韓国世論調査企業“韓国ギャラップ”が今月2～4日、18歳以上1001人を対象に実施した8月第1週調査で、尹大統領の職務遂行の肯定評価は24%・否定評価は66%と集計された。前週は肯定28%・否定62%であった。これにより肯定評価は4%下落し、否定評価は4%上昇したことになる。

韓国ギャラップ側は「大統領は今週夏休み中であったが、先週の金曜日に浮上した “就学年齢の引き下げ”など様々な問題が影響した」と説明した。

肯定評価の理由は「一生懸命だ・最善を尽くしている」（6%）が最も多く、「前政権の克服」「経済・民生」「主管・所信」（それぞれ5%）などの順であった。

否定評価の理由は「人事」（23%）「経験と資質の足りなさ・無能」（10%）「独断的・一方的」（8%）「疎通の不足」（7%）などの順であった。

尹大統領は7月29日、教育部（省）業務報告を受けた後「5歳就学」方案を “迅速推進”するよう注文したが、保護者と教員団体たちの反発に直面している。

また去る3日に訪韓したペロシ議長に関して、尹大統領が「休暇」などを理由に会わなかったことにより、保守陣営からも批判が出ている。さらに「大統領官邸工事にキム・ゴンヒ（金建希）夫人の知人の会社が参加した」という疑惑が浮上している。

一方政党支持率は、野党“共に民主党”が39%・与党“国民の力”が34%・無党派層は23%と集計された。