禹相虎議員、「中立声出した警察の“職位解除”は全斗煥式の対応」と非難(画像提供:wowkorea)
禹相虎議員、「中立声出した警察の“職位解除”は全斗煥式の対応」と非難(画像提供:wowkorea)
ウ・サンホ(禹相虎)共に民主党緊急対策委員長が24日、「警察の中立性を保持する動きにチョン・ドゥファン(全斗煥)政権スタイルの警告と職位解除で対応したことに非常に憤っている」と声を高めた。

禹委員長は24日、国会で開かれた記者懇談会で「警察の中立性のために勇気を出した警察署長らに制裁が加えられるなら、民主党も黙ってはいない」とも述べている。

禹委員長は「法務部(法務省に相当)に検察局を置くのに、なぜ行政安全部には警察局を置いてはいけないのかと主張する人々に聞きたい」とし、「一般検事会議や検事長会議はあるのに、警察会議はなぜしてはいけないのか」と語った。

具体的な対応案を設けたかという質問には、「まずは原則論的な立場だけ申し上げる」とし「ユン・ヒグン警察庁長官の聴聞会で関連事案について問い、関連する常任委員会でも継続的に問題を提起する」と明らかにし、パスポートでの民主有功者法いわゆる“セルフ補償”についての議論にも答えた。彼は「クォン・ソンドン院内代表が言う民主有功者法の批判は事実を歪曲」と強く反論した。

また「パク・ジョンチョル、イ・ハンニョル烈士が亡くなって35年たった。彼らを民主化有功者として認めようというのが、なぜ過度な恩恵なのか理解に苦しむ」と話した。
「まるで元運動社が皆恩恵の対象であるかのように国民をだまさないことを望む」とし「亡くなった方々への恩恵が問題になるのなら、この恩恵も全て無くそう」と法案修正の意思を明らかにした。

ウ委員長は「民主主義のために大切な命を捧げた方々を民主有功者として認めようということにすぎない」とし「事実を歪曲せず、歴史に助けられた者として彼らを有功者と指定するのに力を貸してほしい」と与野党交渉の意志を強調した。

一方、民主党の警察掌握阻止対策団長を務めるソ・ヨンギョ議員はこの日午前、国会疎通館で記者会見を開き、「ユン・ソギョル(尹錫悦)大統領はひどすぎる。検察を掌握し、今度は警察を掌握して飼い慣らそうとしている」とし「警察署長の声を聞くどころか待機命令を出したのは次期警察庁長官の職権濫用」と批判した。

ソ議員は「行政安全部長官と次期警察庁長官に民主党は責任を問う」とし「警察は尹錫悦政府の配下ではない。警察局の新設をはじめとする警察の飼いならしを即時に中断せよ」と声を高めた。
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