「米シカゴ銃撃犯、女装して逃亡…」数週間前から犯行を計画=韓国(画像提供:wowkorea)
「米シカゴ銃撃犯、女装して逃亡…」数週間前から犯行を計画=韓国(画像提供:wowkorea)
米国独立記念日の4日、行事パレードに向けて銃器を乱射した容疑者が数週間前から犯行を計画していたことが警察の調査結果で判明した。

5日(現地時間)、ニューヨークタイムズ(NYT)によると、レイク郡重犯罪タスクフォース(TF)のクリストファー・コネリー報道官は、「銃撃容疑者のロバート・E・クリーモ3世(22)は数週間前から犯行を計画していた」と明らかにした。 捜査当局はクリーモに「1級殺人」等7件の疑惑を適用し、捜査が進展するほど容疑は増えるものと予想される。

コーネリー報道官は、「クリーモがAR-15の類似小銃で、行進中だった市民に向かって70発あまりを乱射した」と説明した。 銃器は合法的に購入したもので、クリーモは計5丁の銃器を持っていることが分かった。

警察によると、クリーモは銃乱射後、銃を捨てて群衆の中に混じって脱出した。 現場を簡単に抜け出せるよう、婦人服を着用したりもした。 クリーモは犯行後すぐ母親の家に歩いて行ったが、人々が驚いて走り回る間「まるで罪のない見物人のように」他の人々と入り混じった。

警察はまだ、具体的なクリーモの犯行動機については把握していない。 コネリー報道官は「拘置所に収監中の容疑者を対象に引き続き調査を行っているが、今の時点では正確な動機を明らかにできなかった」とし「人種、宗教などどんな動機なのかは定かではない」と述べた。

クリーモは過去に他人を威嚇した行為で精神科治療を受けたことが把握された。 クリーモ2019年、自殺を試み、家族を殺害しようとしたが、自宅に出動した警察に阻止された。 警察は当時、クリーモが持っていた大小の凶器16本を回収した。

クリーモはまた「アウェイク・ザ・ラッパー」(Awake The Rapper)という芸名を使っていくつかのラップ音楽を作ったが、このうち一曲は銃器乱射犯を英雄のように描写した歌詞を含んでいる。 彼はこの歌のミュージックビデオを作ってユーチューブにアップロードし、映像には銃乱射アニメーションが含まれていた。

今回の銃事故で少なくとも7人が死亡し、約40人が負傷した。 警察は同地域出身の白人男性クリーモを容疑者と特定し、追跡の末、シカゴ外部の高速道路で逮捕した。 クリーモは、ハイランドパーク所在の「バップスパントリー&デリー」(Bob’s Pantry & Deli)社長であり、2020年ハイランドパーク市長選挙に出馬したボブ・クリーモの息子と判明した。

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