予備電力国際会議、韓国で初めて開催=国際予備電力協議会定期総会(画像提供:wowkorea)
予備電力国際会議、韓国で初めて開催=国際予備電力協議会定期総会(画像提供:wowkorea)
韓国で初めて予備軍などを動員して電力関連の国際会議が開かれる。

 韓国陸軍は4日から7日まで、ソウル・ヨンサン(龍山)グランドハイアットホテルで2022年国際予備電力協議会(以下、NRFC)夏季ソウル定期総会を開催すると明らかにした。

 NRFCは、北大西洋条約機構(NATO)に予備電力運用および発電のためのアドバイスを提供する予備電力専門機構だ。1981年NATO会員国によって自発的に創設されて運営、1996年NATO軍事委員会(MC)より公式機構として承認された。

 NRFCは、20か国の会員国と6か国の協力国により構成されている。会員国は議長国のドイツをはじめ米国、英国、フランス、カナダ、イタリア、ベルギー、デンマーク、ノルウェー、オランダ、ギリシャ、ブルガリア、ポーランド、エストニア、トルコ、ハンガリー、チェコ、ルーマニア、スロバキア、北マケドニアなど。協力国としては韓国、スウェーデン、オーストラリア、ニュージーランド、オーストリア、ジョージアなどが参加している。

 NRFCは毎年冬季(1~2月)と夏季(6~7月)に定期総会を開き、各国の予備電力懸案および発電方案を協議している。韓国は2014年から協力国としてNRFC定期総会に参加している。

 協力国のうちNRFC定期総会を開催するのは、韓国が初めて。NRFCソウル定期総会の開催は去る2020年、米国で開かれたNRFC夏季定期総会で決定した。

 今回、ソウル定期総会本会議では各国の「国家動員体系および予備電力発電戦略」をテーマに分科別の議論を通して、国家別の動員戦略の実効性を話し合う予定だ。

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