現代自動車労組が4年ぶりのストライキへ、組合員の71.8%が賛成=韓国(画像提供:wowkorea)
現代自動車労組が4年ぶりのストライキへ、組合員の71.8%が賛成=韓国(画像提供:wowkorea)
現代自動車の労働組合が、ことしの争議行為に関連し組合員を対象に投票を行った結果、在籍している4万6568人中3万3436人が賛成票を投じ、71.8%の賛成率で争議行為を可決した。

これに先立ち現代自動車労組は6月22日、会社側と第12回賃金・団体交渉で決裂したことを明かした。労組は基本給を16万5200ウォン(約1万7100円、昇給分を除外)引き上げ、純利益30%の成果給支給、手当の実際の支払いなどを要求している。新規人員の雇用、定年の延長、雇用安定、賃金ピーク制の廃止、次世代自動車分野における韓国工場の新設・投資なども別途要求した。

しかし定年の延長と賃金ピーク制の廃止を巡り、会社側と歩み寄ることができなかったという。

労組は23日、中央労働委員会に労働争議の調整を申請した状態だ。同委員会が4日、労使間の交渉調整中止決定を下せば、合法的なストライキに突入する。

労組の関係者は「決裂以降も実務的な交渉を続けており、会社側とどう決着をつけるかによってストライキ実行の有無が決まるだろう」と話している。

一方、現代自動車は「続く半導体不足、加速する世界的な不況など国内外での経営環境が困難な状況下で、労使がより理解ある姿勢で交渉を早期に妥結することを望む」と述べた。


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