中国、海外入国者隔離を3週間から10日間に縮小(画像提供:wowkorea)
中国、海外入国者隔離を3週間から10日間に縮小(画像提供:wowkorea)
中国が新型コロナの拡散を防ぐために行ってきた入国者隔離政策を緩和することにした。

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28日、CCTVによると、中国国家衛生健康委員会は防疫政策を一部緩和する「新型コロナ防疫方案(第9版)」を発表した。これにより、濃厚接触者と入国者に対する隔離期間が短縮される。

まず入国者隔離期間は既存の「14+7」(集中隔離14日+自主隔離7日)から「7+3」(集中隔離7日+自主隔離3日)に調整された。代わりに集中隔離する期間に受けるPCR検査回数は4回から5回に増える。

また、濃厚接触者の場合、7日間の集中隔離から7日の自己隔離に緩和された。

中国の今回の隔離緩和で、海外からの入国も改善される。中国は地域別の感染状況に応じて入国者に対する隔離期間を調整しており、長くて4週間以上隔離する所も多かった。

一部では今回の政策が実効性を備えるためには時間が必要だという指摘が出ている。政府が政策を変更するのに時間が必要なうえ、航空便の増便が行われていないためだ。北京は既に先月初め、入国者の隔離を10日の施設隔離と7日の自主隔離に調整したが、海外便の中には北京に入国する直行便がない地域もある。

新型コロナの感染再拡大で強力な統制をしてきた北京は、68日ぶりに新規感染者がいない「ゼロコロナ」を達成した。北京市は感染傾向が安定すると27日から小・中・高校生の登校を再開したが、飲食店の定員50%に制限したり、公共施設への出入りの際は72時間以内のPCR検査陰性証明書の提出を求めている。
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