李明博(イ・ミョンバク)氏(資料写真)=(聯合ニュース)
李明博(イ・ミョンバク)氏(資料写真)=(聯合ニュース)
【水原聯合ニュース】韓国の水原地検が28日に刑執行停止審議委員会を開き、収賄罪などで服役している李明博(イ・ミョンバク)元大統領(80)の刑執行停止を認めるかどうかについて決定する。 李氏は服役中も糖尿病などの持病で入退院を繰り返してきた。今月初め、健康悪化を理由に水原地検に刑執行停止を申し立てた。 申し立てが認められた場合、28日にも刑の執行停止が伝えられる。李氏は健康悪化のため先週からソウル市内の大学病院に入院している。 同氏は2018年3月に収監され、19年3月に保釈された。20年2月の控訴審で懲役17年などの判決を言い渡され再び収監されたが、保釈取り消しの決定に対して抗告したため、大法院(最高裁)が判断を下すまで保釈取り消しの執行が停止され、6日後に釈放された。同年10月、大法院判決で懲役17年、罰金130億ウォン(約14億円)、追徴金57億8000万ウォンの実刑が確定した。翌11月にソウル東部拘置所に収監されたが、同拘置所で新型コロナウイルスの集団感染が発生し、21年2月にソウル近郊の安養刑務所に移送された。 韓国の刑事訴訟法では健康を著しく害するか、生命を保全できない懸念がある場合、年齢が70歳以上の場合など七つの要件に限り、刑の執行停止を認めている。
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