EUの首脳たちは、ウクライナに「EU加入候補国の地位」を付与することに合意した(画像提供:wowkorea)
EUの首脳たちは、ウクライナに「EU加入候補国の地位」を付与することに合意した(画像提供:wowkorea)
EU(ヨーロッパ連合)加盟国の首脳たちは23日(現地時間)、ウクライナに「EU加入候補国の地位」を付与することに合意した。

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欧州理事会のシャルル・ミシェル議長(EU大統領)はこの日ツイッターを通じて「27加盟国の首脳たちがこの日ベルギー・ブリュッセルで開かれた首脳会議で、ウクライナとモルドバに対するEU加入候補国の地位を決定した」と明らかにし「歴史的瞬間だ」と付け加えた。

ミシェル議長はウクライナとモルドバに対し「きょうは、皆さまがEUへと向かう道において重大な段階だ」として、両国民と首脳たちに祝賀を伝えた。

一方、ウクライナのウォロディミル・ゼレンスキー大統領は、先のような内容が知らされた直後、ツイッターを通じて「非常に特別で歴史的な瞬間だ」とし「ウクライナの未来はEUにある」と伝えた。

このことに関してロイター通信は「これは、ロシアのウクライナ侵攻により触発された大胆な地政学的措置だ」と報じた。

ただ「ウクライナが正式な加盟国の資格を得るまでには、数年から数十年かかる」という見方もある。

しかし今回の決定は「ウクライナに対する連帯のメッセージを送るための象徴的な措置だ」と評価されている。

今回の動きは、ロシアの侵攻を受けたウクライナのゼレンスキー大統領がことしの2月28日、公式に自国のEU加入を要請したことによるものである。その後、旧ソ連に属していたジョージアとモルドバも次々とEU加入を申請した。

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