製造業での死亡事故、直近5年間は「梅雨時期に増加傾向」=韓国(画像提供:wowkorea)
製造業での死亡事故、直近5年間は「梅雨時期に増加傾向」=韓国(画像提供:wowkorea)
韓国で直近5年間、6月から8月の梅雨時期に製造業で死亡事故が増加していることがわかった。

 22日、雇用労働部(部は日本の省に相当)は「現場点検の日」に合わせて建設・製造業などおよそ1900か所の作業場を対象に3代安全措置を一斉点検すると明らかにした。3代安全措置とは、△墜落予防措置 △挟まり予防措置 △個人安全装置の着用だ。

 今回の点検は、梅雨シーズンなど季節的要因を前にした状況で、製造業に集中しながら感電や火災、爆発事故予防に対する案内も並行する。

 直近5年間、2〜8月の梅雨時期に発生した死亡事故を分析した結果、この時期に製造業の死亡事故が増加傾向にある。建設業では感電、製造業では火災・爆発事故も多く発生していることがわかった。

 一方、雇用労働部は建設、製造業を問わず「感電と火災・爆発事故予防のため作業前に安全点検を実施し、過去発生した全ての事故を綿密に調査し、事故が再発しないように対策を講じる」と強調した。

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